ひさしぶりの水泳(その2)

ぼくはもう水泳のかっこうをしてプールサイドまで来ていた。
ぼくはプールサイドでこう思った。

(まだこんな時間かー)

まだ時間はたっぷりあった。
だが5分前には体そうの音楽が鳴る。その時にはぼくより下のクラスの全員が帰っていった。
いつもはいない先生もいた。もちろん、ぼくが知っていて、友だちのおばあちゃんの先生もいた。その先生はぼくが赤ぼうしのころから知り合いだ。

音楽が鳴るのが聞こえた。体そうはたった5分ぐらいで終わる。
だがなんだか今日の体そうは長い気がした。けど時計の動きはいつもと同じだった。
ぼくはふしぎに思った。そのとき体そうが終わった。

先生とみんなはいっしょに集まった。先生は二人いた。
ぼくのクラスにはAとBがある。どうやらAのクラスは年が上のようだ。
Bのクラスはいつも一人目の先生が教えてくれている。二人目の先生がAの人を教えてくれるのだろう。
ぼくはそう思った。
二人目の先生は月曜日にしか教わったことがなかった。
だが、なかなか月曜日に水泳に行くことはなかった。たまーにふりかえとかで行くことしかなかった。

先生とみんなはあいさつをした。
Bの人はやっぱり一人目の先生が教えてくれることになった。前から知っている先生だった。

みんなはいっせいにとびこみ、プールの中に入った。いつもとちがって、みんなは思いっきりとびこんでいた。
先生がおこった。
「こらー。とびこんじゃだめですよ!」

先生は言った。
「じゃあさいしょに、せ泳ぎをしてください。」

ぼくは、せ泳ぎを前の人と同じようにした。

ぼくは一番さいごに泳ぐことになった。だが前の子の泳ぎは少しだけおそかった。
ぼくは前の子のことをぬかした。すると前の子はだんだん後ろになっていき、さいしょの方にスタートした子たちにぬかされていた。
ぼくもそろそろその子たちに追いつかれそうになった。けれどぼくはがんばって前にすすんだ。

前の子は少しだけつかれていた。けどぬかすことはできなかった。
ぼくは15級だが前の子は13級だった。けれど前の子に少しだけは追いついた。
前にスタートした子は少しだけ遠くにいった。けど前にいった子が帰ってこない。
と思ったら前の子にぬかされているだけではなく、一週ぐらいおくれていた。
もうそろそろその子はぼくも2回ぬくことになろうとした。
その子はぼくと同じ級ではない14級だったが、泳ぎは少しざつだった。
ぼくはその子をぬかし、2回その子をぬかした。

ぼくは先生に8しゅう泳ぎなさいと言われた。今は7しゅう泳いでいた。あと1しゅうだ。
ぼくは1しゅう泳ぎ終わった。つまり8しゅう泳いだ。
そこのプールは25mだった。25×8ということは200メートル泳いだ。
ぼくはあんまりつかれていなかった。だが200mを泳いだことはなかった。
Aの子や大きい子になってきたりすると200m泳ぐことになるが、同じしゅ目を200mということはない。同じしゅ目は50mしか泳がない。
しゅ目は全部で4つだ。バタフライ、せ泳ぎ、平泳ぎ、クロールというじゅんに泳ぐ。

せ泳ぎの練習が終わった。
ぼくは時計を見たがまだ時間は10分しかたっていなかった。
今日はけっこう練習できるぞと思った。だがいつもよりは練習時間がなくなるのが早かった。チーン。

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